シン・ハクビシン

お久しぶりの投稿です~

 

毎度お久しぶりといっている気がしますがw

 

まあ、気にせず読んでってくだされ

 

今日の話題はハクビシン

 

ハクビシンってどんなの?!

こんな子ですf:id:ohakinton:20210525214650j:image

かわいんすよね(^_^;)

おめめくりくりで

 

とはいえ、屋根裏に住み着く厄介者としても悪名高いハクビシンさん

 

今回はそのハクビシンを頂きますよ

 

食べれられるの?!

とよく言われますが、

これがめっちゃくちゃ美味いんです!

野生鳥獣のなかでもトップクラスに癖がないんです。

 

まあだってこの子達、果物畑荒らしまくってますからね。

ミカン食わせるブリも、リンゴ食わせる豚も高級品ですが、もっとたくさん果物食ってるじゃなかろうか、、、

 

そらおいしいわけだ!

 

で、今回もシン・エヴァ並みに刺激的な写真が登場しますのでご注意を

 

 

ハクビシンなどの小動物の止め(シメ)方は水没。

上の写真のカゴごと、ある程度水位のある川や用水路に沈めます。

 

時間が経ったら水から引き上げ、心臓が動いている間に頸動脈を切り血抜きします。

 

読むだけでも、苦しいですよね。

猟師にできることは、この作業をいかに速く、丁寧にしてあげることだけです。

そしておいしく食べること。

 

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解体するとこんな感じ
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今回は毛皮もなめすので、皮も丁寧にはぎました。

左上のボウルは、内臓と網脂。網脂は内臓を包んでいるものです。肉焼くときに巻いたりします。

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ハツ(心臓)とマメ(腎臓)

しっかり頂きます。


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端肉を焼きながら解体

 

脂がうんまい!!

いや、本当にうまいんすよ!

 

 

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バラ肉に

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モモ肉

どちらも癖がなく、最高にうまいです

 

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なめしはこのように塩ビ管をあててやっています

脂が多くて大変でした(^_^;)

 

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乾燥はこんな感じで

 

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ガラは出汁を取ります。


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完成した毛皮はこんな風に、雪の上でお尻に敷いてつかったりしてます~

と思ったら、これキツネでしたね。

 

命に感謝!